エイズ HIV 症状 発症

エイズ(HIV)感染症の症状・治療方法・発症するまでの期間

エイズ(HIV)感染症の症状・治療方法・発症するまでの期間

 

HIVが日本に上陸した頃は同性愛者、麻薬中毒者の病気という偏見がありました。
その後輸血でHIVに感染してしまうということも報道されました。

 

しかし実際のところHIVに感染する方の3割は異性間の性行為でうつっていて、コンドームなどをつけていなければ誰でも感染するリスクのある病気です。

 

先進国ではHIVの感染者は減っていきつつあります。
ですが、日本は若い世代を中心に増加しています。

 

検査をしていない保菌者の方がいるためで、その人までを計算に入れると2.5万人以上が感染していると考えられています。

 

エイズは不治の病

エイズは一度発症するとなお治ることはありません
HIVは感染してから症状が出るまで10年間ぐらいかかります。

 

その間を潜伏期間キャリアといい、HIVの症状が出てきた状態をエイズといいます。

 

現在はエイズの発症を遅らせることができる薬が現れています。
ですが、完全に治すことはできないため最後は死亡してしまう病気です。

 

潜伏期間は7年から10年程度
平均すると8年程度かかっています。

 

症状

感染すると2週間から2ヶ月ぐらい発熱や喉の痛みリンパが腫れるといった風邪とそっくりの症状が現れます。
しかし症状が出ないこともあり、出たとしても2週間ぐらいで治ってしまうためほとんどの方が完全に気づきません。

 

そのため無症状の状態、キャリアの状態が続きます。
そして10年ぐらい経つと免疫力が落ちてきて熱を出したり下痢したり体重が減ったりなどのエイズの前段階の症状が出てきます。

 

さらに免疫力が落ちると通常ではかかることがない病気にかかる様になり日和見感染といいます。

 

日和見感染にはカボジ肉芽腫、悪性リンパ腫といった悪性の腫瘍を発症することもあります。

 

検査方法

検査は血液検査で簡単にわかります。
ですが、感染してから6週間から3ヶ月ぐらいの間は抗体ができないので検査をしても陰性になってしまうことが多いものです。

 

ですので、3ヶ月以上経ってから検査を受ける必要があります。
検査は保健所で行っており匿名で無料で行うことができます。

 

検査は簡単な検査で普通の病院で行うのものと同じものです。
5分から10分で終わって2週間後に結果が出てきます。

出産や妊娠への影響


妊娠すると病気の進行が早くなったり妊娠中にさまざまな感染症にかかりやすくなります。
そしてお腹の赤ちゃんに感染する確率が25%が30%あります。
ウイルス剤を飲むと感染率を下げることができます。

 

そして出産時に感染するのを防ぐために帝王切開で産むことが必要です。

 

治療方法

現在はHIVを治癒させることができる薬はありませんが、抗ウイルス薬を飲むことで病気の進行を遅らせる、発症を遅らせることができるようになりました。

 

そして日和見感染症の中には予防すると発症を防ぐ様な病気がいくつかあります。
エイズは治らない病気なので感染を防ぐことが一番です。
そして感染の可能性があったら人にうつさないように検査を受けて行動していく必要があります。

 

男性の場合の症状も女性の場合の症状と同じですが、出産赤ちゃんへの影響がないという点が異なります。

 

HIVは人に移さないことが大切ですが、むやみに感染者を排除するのはよくないことです。
HIVに感染しても汗や唾液、尿などでは感染しません。
ですので、職場・家庭で一緒に暮らすことができます。

 

必要以上に神経質になって感染者を差別するのは避けなければなりません。